「ブログタイトルの決め方を変えただけで、アクセスが7倍になったんだけど!」
ブログを運営するにあたって、タイトルという存在は嫌でも意識してしまいます。
せっかく良い記事を書いたのにタイトルがつまらないものだと・・・読まれる事すらなく埋もれてしまいますからね。
そうならない為にも、タイトルの重要性を理解し、良いタイトルを付けれる様になりましょう。
ブログタイトルの決め方
目次
1.タイトルの重要性を理解する
2.タイトルの前提条件
3.タイトルのテクニック
4.タイトルに効果的なワード
5.プロから学ぶテクニック
6.本日の研究成果
1.タイトルの重要性を理解する
まずは、ブログでのタイトルの重要性についての認識を深めていきましょう。タイトルは飾りではなく、記事の一部だという事をお忘れ無き様。
1-1.タイトルは記事の顔
「第一印象」という言葉を見た事があるでしょうか?人と人とが出会った時に相手に持つ印象の事です。
人と人との場合は外見(主に顔)に左右されますが、ブログではタイトルで左右されるのです。
記事の中身を見る前に目につくのがタイトルですからね。
見た目が悪いよりは、見た目が良い(カッコいい)方が理想ですよね?
1-2.伝えたい事を知らせてくれる
読者は暇潰しに記事を読む訳ではありません。自分にとって有益な情報が載っていると思うから読むのです。
記事を読む前に、その記事が有益なものかそうでないかを判断する材料はタイトルしかないのです。
その点でタイトルというのは、上手く決めれば自分の言いたい事を事前に知らせてくれるものになるのです。
2.タイトルの前提条件
タイトルを決める際に「最低限これだけは知っておこう」という知識を紹介します。文字通り、前提条件である。
前提条件なので、これを満たしていないと良いタイトルを付けるのは難しいでしょう。
2-1.検索エンジンを意識する
検索エンジンの需要がなくなってきたと言ったところで、いまだに1大勢力である事に変わりはありません。キーワードを意識したタイトルは前提条件の中の前提条件と言えます。
2-2.文字数は関係ない
32文字が良いだの、短いタイトルは避けるべきだのという情報が錯綜しているが、全く持って関係ありません。はてなブログの中の人気ブログを探して見ても、特に文字数に法則はありません。
強いて言うなら、長いタイトルが多い位のもので、短いタイトルでもアクセス数は増えるし、長いタイトルでもアクセスは減る。
その逆もまた然りです。
これだけは言っておきます、重要視すべきは文字数ではないのです。
2-3.記事の対象者を明確にする
我々は常に「特定の1人」に向けて記事を書く必要があります。大勢に向けて書いた方がアクセスが増えると思われがちですが、大きな間違いです。
これに関して詳しく説明すると長くなってしまうので、リンクを貼っておきます。
「ブログ記事を1人に向けて書いた方が良い理由」
2-4.一目で理解させる
先程も言いましたが、読者は決して暇ではありません。私は暇ですけど。
ブログタイトルでだいたいの内容を示してあれば、読者にとっては好都合ですよね?
私達は読者に向けて記事を書いているので、分かりやすいブログタイトルというのを心掛けましょう。
2-5.煽り過ぎない
「驚愕の効果!」なんて付いていたら、ついつい見てしまいますよね?中身はこんなですけど・・。
「釣り」とまではいかなくとも、内容と関係ないワードを並べて読者の興味を惹くのは長期的な目で見れば良くない事は分かるはずです。
3.タイトルのテクニック

3-1.数字を入れる
具体的な数字があるとイメージしやすくなります。※細かい数字を使うとgood。
「100%」→「95.4%」
3-2.質問する
条件反射の様なもので、答えたくなるし知りたくなるのです。例:「人気ブログを作るのに最も必要なものとはなんですか?」
3-3.希少さをアピール
昔から言われている事ですが、日本人は「限定」という言葉に弱い。優越感に浸らせる事が出来ます。
例:「三日間限定の記事です」
3-4.簡単さをアピール
起こす行動に対して楽になるように考えるのは人の性です。例:「~だけでできる」
「たったこれだけで~」
3-5.サブタイトル
タイトル+サブタイトルの形にする事で記事の中身を見えやすくする効果があります。例:「人気ブログの作り方/アクセスアップに必要なもの」
3-6.視点を変えてみる
世の中の常識と言われる意見に対して真逆の意見を書くと、読者は興味を示しやすいのです。例:「人気ブログを作るなら昼寝していろ」
4.タイトルに効果的なワード
人の心に残るワードというのは存在します。知らないで使うよりも、知った状態で効果的な場面で使う方が確実にアクセス数を増やせるのです。
感嘆語
「えっ!」「そうだったのか!」
「うわっ!」
「なんと!」
「ウソだろう!」
命令語
「○○しろ」「○○やれ」
新しさを表現する言葉
「最新」「○○初」
「誕生○○」
「新生」
「デビュー」
「始動」
「とうとう」
「いよいよ」
限定する言葉
「○○専用」「○○の為の」
「○○限定」
「○○対策」
「○○専門」
役に立つ事を表す言葉
「○○の方法」「○○のテクニック」
「○○のコツ」
「○○説明書」
「○○マニュアル」
「○○のポイント」
「○○のハウツー」
便利さを表す言葉
「○○対応」「○○一筋」
「○○に特化した」
「あっという間」
「最短」
「楽して」
「即効性抜群」
「面白いように」
「天才的に」
「簡単○○」
読まなきゃ損と思わせる言葉
「最前線」「最強」
「危険」
「警告」
「常識崩壊」
「波乱」
「注意」
「速報」
「ピンチ」
「戦慄」
「愕然」
「禁断」
「もったいない」
「えげつない」
「大逆転」
「こっそり」
5.プロから学ぶテクニック
「テクニック」と「効果的なワード」を踏まえて、書店等に並んでいる本の中から、私が厳選したタイトルテクニックをご紹介します。タイトルで比較する
「年収300万の旦那、年収1000万の旦那」「モテる話し方と嫌われる話し方」
上記の様な比較できるものをタイトルに組み込むと、「何がどう違えば上手くいくんだ?」と興味を抱いてもらえます。
私もこれらのタイトルには弱いです。
時代を入れる
「低所得な世の中。副業で生き残る方法を考えよう」いつの時代にも悩みはつきません。
その時々の人々の悩みに合ったタイトルを付ける事がポイントです。
悩みをポジティブにする
「この青汁苦くて飲みにくい、それが健康の証です」弱点となりそうなものを逆転の発想で、強みにする事で質の高さをちらつかせます。
本当に良い物には欠点は付き物ですからね。
タイトルで常識を覆す
「タバコが体に悪い?でも、1日の限度を知れば良薬になります」最も多く使われて、最も理にかなっているテクニックではないでしょうか?
常識と言うのは絶対的な物として存在しているので、それに対する反対意見を目にすれば嫌でも見てしまいますからね。
誰でも出来る気にさせる
「週休二日のアラサーサラリーマンでも出来た驚愕の英会話」人は悩みに対してはネガティブに考えてしまう傾向にあります。
そこで、他のどこにでもいそうな人でも出来たというものを見ると、「私でも出来るんだ」と一時的にポジティブな方向にいきます。
結構理にかなっていますね。
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ブログタイトルでやってはいけないこと
ここからは、ブログタイトルを決めるにあたってやってはいけない・・・は言い過ぎかもしれませんが、やらない方が良い事を書いていきます。
今まで書いてきたことの逆のことをしなければ良いという考え方もありますが、念の為です。
ターゲットを絞っていないタイトル
せっかく特定の誰かに向けて記事を書いたとして、それを見てもらうのに1ば案重要なタイトルが「〇〇の初心者&中級者&上級者向け」なんて書いてあるのはもったいない。そこまで露骨なタイトルを付ける人も中々いないでしょうけど、タイトルを決める時は「どうせなら大勢の人に読んでもらいたい」という気持ちが働くのでついつい欲張ってしまいがちです。
逸る気持ちを抑えて、記事の対象者を明確にしたタイトルを付けてあげるようにしましょう。
記事の内容が読み取れないタイトル
ブログ記事を読んでいる人がみんな暇な訳ではありません。むしろ、学校や会社に行っている人の方が多いこの世の中だから、忙しい人の方が断然多いんです。
それなのに記事の内容がタイトルから読み取れないのであれば、関係の無いかもしれない記事をいちいち確認して、そこで本当に関係無かったら・・と考えると完全に時間の無駄です。貴重な時間を訪問者、読者の方から奪った形になります。
親切さ、顧客目線(訪問者・読者目線)の欠けた企業がすぐになくなるように、ブログでも人を大切にしないとすぐにアクセスが集まらなくなります。
タイトルで内容がある程度読み取れるようにしておきましょう。
伏字を使っているタイトル
中身が読み取れないで言うと伏字を使ったタイトルというのも不親切ですね。「驚愕の〇〇」とかね。
確かに気になるし見たくなるけど、それがもし関係の無い〇〇だったとしたら?読者のニーズとは違う〇〇だったとしたら?
伏字は極力使わない方が良いです。
造語を使っている
自分だけにしか分からない、もしくは仲間内でしか分からない言葉をタイトルに入れるのも好ましくありません。それが仲間内に向けて書いた記事なら良いですが、世間の不特定多数の方に向けて書いた記事なら訳が分からない言葉は言葉として正しく認識されませんから、アクセス数が減る可能性が非常に高いです。
ある程度知れ渡っている単語なら問題ありませんが、マイナー過ぎる造語は使わない方が賢明です。
記事の内容と合っていないタイトル
いわゆる「釣り」というやつもこれに入ります。記事の中身とタイトルがまったく合っていないというのも読者目線で考えれば非常に迷惑なことです。
確かに、インパクトのあるネタ・ワードをタイトルに入れれば一時的にアクセス数は増えますが、それだけです。
「このブログはこういうブログなんだ」と釣りバカリしているブログだという認識が生まれてしまえば、その後にどれだけ真面目にやったとしても取り返しがつかないこともあります。
きちんと順を踏んでアクセスを増やしたい、まっとうにブログを運営したいと考えるのであれば記事の内容を精査して内容にマッチしたタイトルを付けることをお勧めします。
悩みをさらに大きくするようなタイトルを乱用する
これも後々を考えてのタイトルの決め方になりますが、悩みを大きくするようなタイトルを頻繁に付けることはお勧めしません。悩み解消系とは言え、気持ちが暗くなるようなタイトルばかりだとブログの印象も自然と暗くなってきます。
出来ることなら自分のブログを読んで「役に立った」とか「悩みが解決した」と気持ちよくかえってもらいたいところですから、出来るだけ煽り過ぎないタイトルにしましょう。
キーワードのみのタイトル
問題外と言っちゃ失礼かもしれませんが、キーワードのみのタイトルなんてのは見る気がしません。薄毛 悩み 解消
確かに魅力的ではある・・・けどね、あからさま過ぎますよね?
こんなタイトルにする人もいないでしょうけど、気を付けましょう。
はてなホットエントリーメーカー
pha22.net
どうしても思いつかない時はツールに頼ることも良いですね。
はてなのホットエントリーメーカーと言って、はてブのホットエントリーに入りやすくなるように開発されたツールです。
何回か利用しましたが、比較的強いワードも入っていますし、記事の内容とドンピシャで合えば煽りにもなるのでアクセスも結構増えます。
記事の中身も軽視してはいけない
はてなでブログをやっていて最近(でもないけど)何かと話題になっているのは「記事の内容とタイトルとの差」です。互助会問題に始まり、はてなのホットエントリーの質がどんどん下がってきていると言われているこの時代。煽りだけのタイトルを付けてアクセスを稼いだとして日銭すら稼ぐのが難しい。
ブログでちょっとした小遣いを稼ぐ、名前を売る、アクセスを増やして何かを成し遂げたいという目的があるのであれば、読者目線に立って内容の濃い記事を作ることに傾注して、そして内容の濃い記事を作ったらそれに見合うだけのタイトルを付けてより多くの方の目にとどまるようにする。
これが本来のブログタイトルの役割です。
くれぐれもタイトルだけ立派で中身の無い記事を量産するのだけはやめましょう。
6.本日の研究成果
記事を書くだけでもいっぱいいっぱいなのに、タイトルを決めるのにこんなに労力を使うのか・・・と思った方も多いと思う。記事を書くのに1時間かけて、タイトルを決めるのにも1時間かけていたら相当疲れるのは確かだ。
しかし、タイトルを決めるのに費やした時間は必ずそれ以上の効果をもたらす。
逆に、2秒で考えたタイトルは大した効果をもたらさない。
面倒くさがらず、良い記事には良いタイトルをつけてあげよう。